大好きなピアニストのFujiko Hemming(フジコ・ヘミング)のLa Campanella
彼女の演奏にはドラマがあって好き。
最近、ノリ漁師の方が何年も練習をして、この曲を完成させたという話がTVで話題になり、その演奏を「是非フジコ・ヘミングさんに聴いてもらいたい!」という夢が叶ったそうです。
その練習方法が、また珍しく凄いけれど、とにかく彼が言うには「一音一音指に音を覚えこませた。」ということです。
それは、とってもわかる気がします!私も、楽譜はちょっと苦手なタイプなので、最後は暗譜で弾くことになります。
一曲を完成させるのに、譜読みひと月ふた月は結構かかる方です。
でも、最後は暗譜で弾きます。
え?!そっちの方が難しいんじゃないの?とよく言われます。でも、楽譜にかじりついていると、だんだん迷子になってしまうようで、つまり、自分がどこまで弾いたのか忘れてしまう。見失ってしまうんですね。慌てて楽譜をみて、自分が今どこかと探しても見つからず、演奏が間に合わないんです。
だから、最後は暗譜になるんです。
確かに大変だけれども、いいこともいっぱいあります!
最近、息子がピアノ歴ゼロですが、やはりLa Campanella に憧れたようです。弾きたいと急に言い出して、「え!」と思ったのですが。「僕は、手が大きいから弾けるんじゃないか。」と言い出して、なるほどと思いました。
実際、ノリ漁師さんも、弾けるようになったのですから!
演奏は、細かいところを見ればきりがありません。でも、チャレンジせず弾かずに諦めた人と比べれば、圧倒的にノリ漁師さんの方が弾きこなしているのですものね!
ということで、最後にノリ漁師さんの演奏で、La Campanella
頑張れ、息子よ。
でも、ここまで練習できるだろうか・・・?