受験といえば、塾を思い出します。特に英語が苦手だった私は、英語の授業を取っていました。
それも、授業を30分、60分、あろうことか120分も延長することもある、名物講師でした。
とても長い授業でしたが、時々雑談も交えてくれる先生で、話も面白かったので、勉強も頑張ることが出来ました。
その先生が大好きだったアーティストが、Eric Clapton でした。
そして、Eric Clapton の、この有名な名曲を紹介してくださいました。
これは、辛い実話から生まれてきた歌で、聴いてる私たちも涙が溢れてきます。
当時、その英語の講師には2歳になる息子がおり、とても可愛がっていました。だから、Eric Claptonが、かわいい盛りの子供を失なった悲しさ苦しさを歌を通してとても感じていたのでしょう。
また、育児ネタも多く、雑談の時などは自身の子育てについて語り、受験英語のテキストに載っている試験問題も、教育に関する問題が結構ありました。
私が好きになった英文のストーリーを紹介します。
クリスマスのイルミネーションを見ながらウィンドウショッピングしていた親子の話し。お母さんが、「綺麗だね!」と言いながら子供と歩いていたら、突然子供が泣き出した。お母さんが「どうしたの?」と子供の目線になってかがんで見たら、子供からは綺麗なイルミネーションが全然見えてなかった。というストーリーで、子供の目線に立つ大切さを教えてくれる英文でした。
この英文は心に残って、自分が最終的に進路を決めるきっかけにもなりました。